スラッシュリーディング+リスニング 第186回(無生物主語)

スラッシュリーディング+リスニング課題文

By the time we had gone about a mile, having reached the centre of the river, a strong breeze sprang up, and a good deal of sea constantly broke over us, and compelled Carlos and Lejoillie to employ themselves in baling. (In the Wilds of Florida by W.H.G. Kingston)注:川でカヌーに乗っている場面です。sea = 波

動画の後半部分でリスニング用音声が流れます。

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英文を前から読んでいくために、語句のかたまりを作ります。こんな具合に課題文をスラッシュ(斜め線)で区切ります(スラッシュリーディング)。語句のかたまりを意識すると、リスニングで英語の意味をつかむのが楽になります

By the time we had gone about a mile,/(動詞のing形の前)having reached the centre of the river,/(主語が文頭にないときの主語の前)a strong breeze sprang up,/(接続詞の前)and a good deal of sea constantly broke over us,/(接続詞の前)and compelled Carlos and Lejoillie to employ themselves in baling.

スラッシュを入れる箇所は、こちらのページを参考にしてください。

語句のかたまりを前から訳していきます。

By the time we had gone about a mile,
私たちが1マイルほど進んだころには
having reached the centre of the river,
川の左岸と右岸の中央に達していた
a strong breeze sprang up,
強い風が急に吹きはじめた
and a good deal of sea constantly broke over us,
そして、かなりの波が絶えず、私たちに降りかかった
and compelled Carlos and Lejoillie to employ themselves in baling.
そして、カーロスとルジョイリーは水の汲出し作業に専念させられることになった

課題文の和訳

私たちが1マイルほど進み、川の左岸と右岸の中央に達したころには、強い風が急に吹きはじめ、かなりの波が絶えず、私たちに降りかかった。そのせいで、カーロスとルジョイリーは水の汲出し作業に専念させられることになった。

無生物主語

英語では、人ではなく、無生物が主語になることがよくあります。その場合は、「[無生物]は」ではなく、「[無生物]のせいで」「[無生物]だから」という訳語があてはまることがよくあります。

By the time we had gone about a mile, having reached the centre of the river, a strong breeze sprang up, and a good deal of sea constantly broke over us, and compelled Carlos and Lejoillie to employ themselves in baling.

今回の課題文では、compelled Carlos and Lejoillie to employ themselves in baling の主語が a good deal of sea なので、無生物主語になっています。「かなりの波のせいで、カーロスとルジョイリーは水の汲出し作業に専念させられることになった」と訳すと、日本語らしくなります。

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