it is not till ● that ▲ →「●して初めて▲する」

「前から読み」で英文をすらすら読みましょう!
I was naturally attracted to them, for they were pleasant fellows, but it was not till a fellow-passenger warned me that they were professional gamblers that I settled down to complete enjoyment of their acquaintance.(Raw Material/W. Somerset Maugham)
注:船旅での出来事です。
スラッシュリーディング練習問題
音声はありません。文字のみです。学習しやすいように、YouTubeの設定で再生速度を調節してください。
英文を前から読んでいくために、語句のかたまりを作ります。こんな具合に課題文をスラッシュ(斜め線)で区切ります(スラッシュリーディング)。
I was naturally attracted to them,/(接続詞の前)for they were pleasant fellows,/(接続詞の前)but it was not till a fellow-passenger warned me/(接続詞の前)that they were professional gamblers/(接続詞の前)that I settled down to complete enjoyment of their acquaintance.
語句のかたまりを前から訳していきます。
I was naturally attracted to them,
私は自然に彼らに好意をいだいた
for they were pleasant fellows,
というのは、彼らが感じのいい人たちだったので(for = というのは、〜だからだ)
but it was not till a fellow-passenger warned me
だが、同じ船に乗っていた乗客が私に警告して初めて〜した(it is not till ● that ▲→「速読の鉄則」参照↓)
that they were professional gamblers
彼らはプロのギャンブラーだと
that I settled down to complete enjoyment of their acquaintance.
私は本腰を入れて彼らとの交際を楽しむようになった
彼らは感じのいい人たちだったので、私は自然に彼らに好意をいだいた。だが、同じ船に乗っていた乗客が、彼らはプロのギャンブラーだと私に警告してくれてから初めて、私は本腰を入れて彼らとの交際を楽しむようになった。
till と見ると、「〜までずっと」という意味が頭に浮かぶ人が多いと思いますが、not till ときたら「〜して初めて―」という訳語が便利です。
it is not till ● that ▲ →「●して初めて▲する」
例文1:
It was not till the lunch was over that John arrived.→ 昼食が終わって初めてジョンは到着した。
例文2:
It was not till I had examined the nameplate that I recognized who it was.→ 私は名札をよく確かめて初めて、それが誰だかわかった。
今回の課題文では、it is not till ● that ▲ はこんな表現になっています。
it was not till a fellow-passenger warned me that they were professional gamblers that I settled down to complete enjoyment of their acquaintance
気をつけなければならないのは、that〜 が2つ出てくることです。最初の that〜 は warned に結びついたものなので、以下のように整理できます。
[a fellow-passenger warned me that they were professional gamblers]して初めて[I settled down to complete enjoyment of their acquaintance]
[同じ船に乗っていた乗客が、彼らはプロのギャンブラーだと私に警告]して初めて[私は本腰を入れて彼らとの交際を楽しむようになった]