スラッシュリーディング+リスニング 第20回(不定詞の副詞的用法[結果])

スラッシュリーディング+リスニング課題文

Then from somewhere in the depths of my memory a faint hint crept into the rim, as it were, of consciousness, as on a rising tide the water slides up the sand and then withdraws to advance with the next wave in a fuller volume. (Mirage by W. Somerset Maugham)

英文を前から読んでいくために、語句のかたまりを作ります。こんな具合に課題文をスラッシュ(斜め線)で区切ります(スラッシュリーディング)。語句のかたまりを意識すると、リスニングで英語の意味をつかむのが楽になります

Then from somewhere in the depths of my memory/(主語が文頭にないときの主語の前)a faint hint crept into the rim,/(コンマの後)as it were,/(コンマの後)of consciousness,/(接続詞の前)as on a rising tide the water slides up the sand/(接続詞の前)and then withdraws/(不定詞の前)to advance with the next wave in a fuller volume.

スラッシュを入れる箇所は、こちらのページを参考にしてください。

語句のかたまりを前から訳していきます。

Then from somewhere in the depths of my memory
すると、私の記憶の奥底のどこかから
a faint hint crept into the rim,
かすかなヒントが縁に忍び寄ってきた
as it were,
いわば
of consciousness,
意識の
as on a rising tide the water slides up the sand
上げ潮で海水が砂を滑り上がるように
and then withdraws
やがて引いていき
to advance with the next wave in a fuller volume.
より豊かな水量で次の波と共に押し寄せる

課題文の和訳

すると私の記憶の奥底のどこかから、かすかなヒントが、言わば意識の縁に忍び寄ってきた。上げ潮で海水が砂を滑り上がり、やがて引いていき、より豊かな水量でまた次の波と共に押し寄せるように、だ。

不定詞の副詞的用法(結果)

不定詞の副詞的用法には「(結局)〜する」という意味もあります。

例:She grew up to be a great violinist.→ 彼女は成長して(結局)偉大なバイオリニストになった。

課題文中の表現:(the water)withdraws to advance with the next wave in a fuller volume→ 海水は引いていき、(結局)より豊かな水量でまた次の波とともに押し寄せる

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不定詞って、なんだろう?

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