スラッシュリーディング+リスニング 第30回(make の用法、英文の構造)

スラッシュリーディング+リスニング課題文

Like many of her countrymen she talked as though no other literature counted, and as though a few novels and stories, some indifferent poetry, and half a dozen good plays had made whatever else the world has produced negligible. (Neil MacAdam by W. Somerset Maugham)

動画の後半部分でリスニング用音声が流れます。

うまく動画を再生できないときは、こちらをリックしてください。

英文を前から読んでいくために、語句のかたまりを作ります。こんな具合に課題文をスラッシュ(斜め線)で区切ります(スラッシュリーディング)。語句のかたまりを意識すると、リスニングで英語の意味をつかむのが楽になります

Like many of her countrymen/(主語が文頭にないときの主語の前)she talked as though no other literature counted,/(接続詞の前)and as though a few novels and stories,/(コンマの後)some indifferent poetry,/(接続詞の前)and half a dozen good plays/(述語動詞の前)had made whatever else the world has produced negligible.

スラッシュを入れる箇所は、こちらのページを参考にしてください。

語句のかたまりを前から訳していきます。

Like many of her countrymen
彼女の同国人の多くと同様
she talked as though no other literature counted,
彼女は、まるで他のどんな文学も重要ではないかのように話した
and as though a few novels and stories,
そして、まるで数作の小説や物語
some indifferent poetry,
いくつかの平凡な詩
and half a dozen good plays
そして5〜6作の良質な戯曲
had made whatever else the world has produced negligible.
〜は世界で書かれた他のどんな作品も取るに足らないものにした(かのように話した)

課題文の和訳

彼女は同じ国の多くの人々と同様、まるで他のどんな文学も重要ではないかのように語り、まるで数作の小説や物語、いくつかの平凡な詩、5〜6作の良質な戯曲によって、世界で書かれた他のどんな作品も取るに足らないものになったかのように話した。

make の用法

make = する

例:The news made us happy.→ その知らせは私たちを喜ばせた。→ その知らせを聞いて私たちは喜んだ。

英文の構造

今回の課題文には、as though(「まるで〜のように」)が2つ出てきます。2つとも、she talked につなげて意味をとります。図示すると、以下のようになります。

       as though no other literature counted
she talked <
       as though a few novels and stories〜

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